大阪行政相談委員協議会北摂支部自主研修会
と き 令和元年11月22日(金)午後1時~午後4時30分
ところ 豊能町吉川自治会館、能勢町の大ケヤキ、国崎クリーンセンター
令和元年いい夫婦の日、11月22日午後1時豊能町吉川自治会館にて開会。次第に沿って司会の豊能町職員の小嶋様から[とよのマップ]をバックに挨拶へと、高木支部長は、『現役時代に担当していた地域で』と、懐かしくお話をなさいました。また、塩川豊能町長はご家族の健康のために『近畿のへそ空気のおいしい町から門真市へ通勤していました。皆様お土産におなか一杯空気を持ち帰っては』と、豊能町の良さを語られました。そして、7月に着任された清水近畿管区行政評価局長からは『大阪とはいえ山深く数日住んでみたいな』と、話がありました。豊能町、能勢町の見学研修が始まります。
高木支部長ごあいさつ
写真の説明を記入します。
塩川町長ごあいさつ
写真の説明を記入します。
豊能町の紹介に観光ボランティアガイドの会、金子会長がお話をしてくださいました。手元に配布してくださった地図を広げ大阪府最北の駅妙見口駅を確認、阪急梅田から50分といった豊かな自然と文化や歴史、数回にわたり村が合併したので、まるで金魚のように見える地形で、おおきくは、北西は能勢町、北は亀岡市西別院、
東は、茨木市、南は箕面市止々呂美、そして西は川西市黒川、一庫ダムにそれぞれ隣接しているそうです。
清水局長ごあいさつ
写真の説明を記入します。
豊能町の紹介
写真の説明を記入します。
集合写真
昭和52年町制施行時8,480人であった人口は、令和元年6月末で、19,524人。現在の能勢町は緑豊かな自然環境で多様な観光資源が点在し、名峰がそびえ保護樹林やタンポポや石の文化財(城郭)素晴らしい歴史に聞き入りました。能勢町の「野間の大けやき」へと移動する間、車窓から杉やブナが空気をきれいにしているのだなと感じました。
能勢町けやき資料館 NPO法人大きな樹の平田代表が、「野間の大けやき」について案内してくださいました。昭和23年国指定天然記念物 高さ27.37m、幹まわり13.01m、最大枝張は39.3m×36.2mの巨樹です。樹齢1000年以上・けやきとしては日本では4番目・単体木としては日本一・大阪府としては太さ2番目(門真の楠に次ぐ)。それに合わせて、フクロウが3月ごろから5月末ごろ、アオバズク(フクロウ科の渡り鳥)が4月下旬に繁殖のため東南アジアから飛来し、「野間の大けやき」でヒナをかえして7月下旬に巣立って往くそうです。信仰と歴史に西日本最大の存在感抜群でした。
施設見学
施設見学は午後3時過ぎ川西市国崎クリーンセンターに到着、三町一市のごみ処理施設の安全・安心な焼却施設でした。ペットボトル・スチール缶・プラスチック製品ごみから、おもちゃのポイントで交換できるシステムを見学して物を大切にする心構えをまた新たに学びました。野生の鹿が親子で斜面の草を食べにやって来ると、自然環境を保っている証。この度、欠席の委員さんに伝わりますでしょうか。第二の移住地にお勧めです。
そして、懇親会は全員で川西市多田の会場に移動しました。ありがとうございました。
参加者:北摂支部行政相談委員 18名
市町職員 11名(+豊能町長)
近畿管区行政評価局 4名
報告者:吹田市 内海行政相談委員
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第3回男女共同参画委員会及び男女共同参画に関する自主研修会の開催
と き: 令和元年11月15日(金)午後2時~3時40分
ところ: 近畿管区行政評価局 会議室
今年度第3回目の男女共同参画委員会を開催しました。
岩井委員長の開会あいさつから始まり、令和2年2月頃に実施する第2回目研修会の内容を検討し、次のとおり決定しました。
○第2回研修会
日 程:令和2年2月26日(水)、3月6日(金)、3月11日(水)のいずれか
時 間:午後2時~(午後0時から昼食会を開催)
場 所:近畿管区行政評価局会議室 ※会場は変更になる場合がある。
対象者:男女共同参画委員会委員並びに近畿管内男女共同参画担当委員
内 容:LGBTQ問題に詳しい講師を招き、現状や課題等を考える。
講 師:(第1候補)非営利型一般社団法人日本LGBT協会 清水展人代表理事
(第2候補)NPO法人QWRC 桂木祥子理事
現在、講師に講演依頼中のため、日程等の詳細が決まり次第、研修対象委員に案内を送付する予定です。
また、男女共同参画委員会にあわせ、男女共同参画に関する自主研修会(第1回研修会)を開催しました。自主研修会では、各委員が受けた相談事案などについて様々な意見が交わされました。
参加者:
○男女共同参画委員会委員9名
○事務局2名
報告者:男女共同参画委員会事務局
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河内第2支部自主研修会 大阪刑務所(堺市)視察研修開催
日 時 令和元年11月26日(火)午前10時30分から
場 所 梅の花 さかい 利晶の杜店で意見交換 大阪刑務所視察
研修会はまず、JR堺市駅に集合し、懇親会場である「梅の花 さかい 利晶の杜店」に移動して意見交換懇親会を行いました。
森田研修委員の司会で始まり、白木支部長、除上部長の挨拶を受けました。
白木支部長のあいさつ
除上部長のあいさつ
森田研修委員の司会
昼食を楽しみながら意見交換を行った後、大阪刑務所に向かいました。
予約時間の13時30分丁度に正門ゲートが開かれ、会議室に入り担当者から大阪刑務所の概要説明を受けました。
大阪刑務所は大阪府、和歌山県にまたがる5つの支所を所管する西日本最大の刑事施設であり、受刑者の数は現在、全国で、53,077人、大阪刑務所1,733人であるが年々減少傾向にある。
平均4.3回の再入所者があり、再犯率が高い。犯罪別では覚せい剤では38.9%、窃盗罪で25%あり、この2つで大半を占めている。
研修の様子
マスコミで取り上げられていますが、有名芸能人が覚せい剤に手を出し容易には止められない実態など、刑務所も社会の縮図と言われるように、認知症を患った高齢の受刑者や外国人が増加しているそうです。
そして再犯防止には、出所後の定住場所(居場所)と定職(出番)が重要とされており、社会との連携が必要とのことでした。
その方策として、薬物依存離脱指導、就労支援指導など様々な取り組みをされていました。
その後、カメラ、携帯の持ち込み禁止など視察時の諸注意を受け、名札や受刑者に外からの病気を移さないためにマスクを着用しました。
2列に整列して人数確認を受けた後、施錠されている施設内に入りました。
受刑者が実際に作業を行っている制服製造、木工加工などの作業場、食堂、単独室、共同室、資料室などを視察しました。
堺式手織緞通や漆喰工芸など極めて集中力と熟練を要する伝統工芸品を製作されているのには驚きました。また、食事の主食は、米70%、麦30%の混合、献立はカロリー、標準栄養量、嗜好傾向、宗教等を考慮されていた。
社会復帰に備え、しっかりと健康管理を行い、技能習得に配慮されていると感じました。
刑務所正門で集合写真
視察を終えて再度、会議室に戻り質疑時間を設けていただきました。
刑務所の敷地面積は甲子園球場の何倍か、出所の際の日時や場所は、女子の受刑者は等々、幾つかの質疑が行われ担当官から丁寧な回答をいただきました。
大阪刑務所の刑務官はじめ関係者の皆様、有難うございました。
参加者
河内第2支部 行政相談委員 15名
近畿管区行政評価局 3名
報告者 松原市 藤田 毅
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大阪第一支部自主研修会
日時:令和元年11月25日(月) 14時~16時30分
場所:大阪取引所(北浜 旧大阪証券取引所)
研修内容:①大阪取引所 OSE(Osaka Exchange, Inc.)ギャラリー他見学とその説明
②「我が国のキャッシュレスの現状と展望」と題した講演会
外は今にも雨が降りそうですが、うちではあつい話が聞けそうな予感。
始めに取引所職員の方から取引所の建物前に立つ創設者 五代友厚像のいわれ、建物について説明を受ける。建物の外は御影石、内は大理石にアールデコ様式のステンドグラス。現在の価値で200億円をかけて建てたのこと、しかも、85年の歴史を刻んでいます。一方、市況情報をリアルタイムに表示する最新の設備も備えています。個人的には残したい歴史建造物だと思います。
大阪取引所前の五代友厚像
取引所1階ロビー(まわりの壁は大理石でできています)
続いて、OSEギャラリーで大阪取引所の事業母体、日本取引所グループ(JPX)の紹介DVDを鑑賞。
OSEギャラリーでは大阪取引所についての説明を聞きました
大阪取引所はデリバティブ(金融派生商品)及びオプション取引(将来商品を売買する権利をあらかじめ購入する取引)に特化。
DVD鑑賞後、大阪証券取引所時代の展示物について説明をしていただきました。今となっては、懐かしいものです。時代を感じます。
江戸時代から現代までの取引所の歴史を説明いただきました
研修参加者で記念撮影
次に講演会を始めるにあたり、大阪第一支部 白國支部長、近畿行政評価局 清水局長から挨拶をいただきました。
白國支部長あいさつ
清水局長あいさつ
講演会は(株)Origamiの土手下(どてした)シニアマネージャーを講師に迎え、今話題のキャッシュレス決済についてでした。
土手下講師からキャッシュレスの説明
決済にはクレジトカード(後払い)、デビッドカード(即時払い)、プリペイドカード(前払い)、これらをスマートフォンと結びつけたスマートフォン決済に分類され、特に決済する機器を必要としない(QRコードのみ)スマートフォン決済が著しく伸びています。キャッシュレス化を進めるための施策「キャッシュレス・消費者還元事業」(来年6月末まで)はスマートフォン決済と同期して伸びているとのことです。
最後に質疑応答で講習会を終えました。
大阪取引所の関係者皆様、(株)Origamiの土手下様 有り難うございました。
出席者:大阪第一支部行政相談委員20名
近畿管区行政評価局 4名
報告者:奥小路了
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パソコン勉強会開催
と き:令和元年11月21日(木)午後1時30分~5時
ところ:近畿管区行政評価局会議室
勉強会の前半は、五島委員から進められました。
大阪行政相談委員協議会のホームページがスマホの画面に正しく反映されず、
同期が取れてない状態が1月以上にわたって続いており、その解決方法を検討しました。1つの方法として、現在使っているホームページビルダーの編集画面から修復を試みましたが、うまく出来ませんでした。
それで、少し面倒な作業になりますが、ホームページビルダーの編集画面から直接スマホ画面の編集をすることに決まりました。具体的は操作方法については次回の勉強会12月5日に実施することになりました。
続いて、スマホで月例報告をする方法を学びました。スマホにwordをインストールし、月例報告の書式をスマホに添付ファイルで送付して、作業を進めるというものです。スムーズに作業が進められる委員や自身のスマホのアドレスが判らず作業が進まないなど、進捗状況に相違はありますが楽しく学習しました。
勉強会の様子その①
勉強会の様子その②
勉強会の後半は奥小路委員から新たにホームページ運営委員になられた委員にホームページ編集の説明がありました。Dropboxの使い方、画像処理ソフトGIMPの使い方など編集環境の作成方法を学習しました。
委員それぞれの使用機器の相違などから、簡単には大阪地相協ホームページの編集方法の習得は進みませんでした。しかし、委員同士が教えあい、一歩でも技量の向上につながればと思いました。
パソコンを使いこなしたいと思われる委員の皆様、是非パソコン勉強会に参加ください。
参加者:三田、五島、渡邉、奥小路、吉田、池田、西野、野村、阪上、松倉、藤田、
天野、井上(奈良地相協)
行政評価局 除上総務行政相談部長、小谷係員、才治係員
報告者 藤田毅
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令和元年度 河内第1支部自主研修会
と き: 令和元年11月13日(水)午後4時~5時15分
ところ: 枚方市役所 別館4階 第3・4委員会室
次第
1 明智英彦支部長 挨拶
2 来賓紹介
枚方市 長沢秀光副市長
近畿管区行政評価局 清水正博局長
3 自主研修会
講演「成年後見制度について」 司法書士 藤本就子氏
4 閉会
明智支部長挨拶
長沢枚方副市長挨拶
自主研修会
河内第1支部では、行政相談委員としての相談活動の一助にするため自主研修会を開催しました。
清水局長挨拶
講演会は、公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート会員の藤本司法書士から成年後見制度について、相談事例や経験をふまえた分かりやすいお話を聞くことができました。
講演会風景
成年後見制度とは、認知症やいろんな障害で判断能力が衰えた人を法律面や生活面で支援・保護する制度で、法定後見と任意後見があり、家庭裁判所の審判で判断能力に応じて3類型に区分されます。
また、成年後見人の仕事には銀行などの財産管理と入院手続きなどの身上保護があって、家庭裁判所に申し出する費用や月々の報酬についての説明もありました。
出席者:河内第1支部行政相談委員19名
各市役所職員 13名
近畿管区行政評価局 3名
報告者:野村耕造
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泉州支部自主研修会の開催
と き : 令和元年10月29日(火) 9:30~16:00
ところ : オムロン京都太陽(株)
この事業所は、(社会福祉法人)太陽の家とオムロン株式会社(血圧計や体温計で
有名)が提携し、「No Charity, but a Chance! (保護より機会を!) 」を理念に、
障がい者雇用に取り組んでいる事業所を見学しました。
個々の障がい者の状況や能力に応じて、
「太陽の家が雇用することにより、就労の場を提供し、生産活動を通じて社会参加を
実現する。さらに一般企業や協力会社などへの移行を目指す」 【就労継続支援A型】
「就労に至る技術や技能を訓練し一般就労を目指す」 【就労継続支援B型】
を目指している。
オムロン京都太陽の事業所
この職場(訓練の場も含め)では、光電センサー、電子基盤の組み立て、工場内の清掃作業・軽作業など、障がいの特性に応じた
作業環境の改善・工夫(例えば、非常に細かい部品のパッケージ作業では、正確に数量が袋詰めされているかが自動で判別し品質管理が行われたり、製品を入れる段ボールの組み立てには、段ボールが手元に押し出され、
作業者が無理をしなくても作業が容易になるよう)作業工程の弛まぬ改善に意を払っているとのこと。
「太陽の家」が別府に設立され50年余り、今では障がい者の種別も知的障がいや精神障がいなど多様な障がい者を受け入れ、就労や訓練をやっているとのことでした。
この稿の報告者は、丁度50年前(1969年)に、当時は障がい者の就労について、先駆的な取り組みをしている大分県別府の「太陽の家」を訪れましたが、当時は就労場を作るため、細々と別府1か所ではじめられたようですが、今ではかなりの大企業はじめ色々な企業とも提携し、全国各地に就労をはじめとする障がい者のサポートを行っています。当時の印象からすれば、今日の事業の展開は、訓練の内容や就労の多様性などまさに隔世の感を覚えた次第です。
熱心に説明を聞く参加者
集合写真(事業所の前で)
研修会当日は朝から雨が降り、嫌な天候でしたが見学が終わり、近くのレストラン(美ね寅)で昼食後は雨も上がり、 予定通り伏見稲荷を参拝しました。
この研修会には、近畿管区行政評価局から除上部長、和田係長も施設見学から伏見稲荷参拝まで、ご参加いただきご昼食の折にはご挨拶をいただきました。また、研修会のお世話をいただいた岸和田市の事務局職員には感謝申し上げます。
※この稿では「太陽の家」パンフレットの表記に従い「障害者」を使わず「障がい者」としました。
挨拶される除上部長
伏見稲荷の境内で
参加者 泉州支部行政相談委員 23名
近畿管区行政評価局 2名
事務局 岸和田市広報広聴課職員 1名
報告者 池田忠司
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